ふさぶさsora 耕さない田んぼの実践者養成コース「自然のリズムの田んぼの理論と実践」第1期生募集
2021.01.13

<はじめに>
新型コロナウィルスの感染拡大における対応について
・座学はzoomによるオンライン受講となります。
・実践は、屋外の田んぼで行い、講師の指導中はマスク装着の上、密を避けて作業します。
・移動は自家用車のある方は自家用車で途中の立ち寄りは避け、できるだけ直行直帰をお願いします。
・車の無い方は感染拡大期は申し訳ありませんが、主催者による送迎は行いません。公共交通機関をご利用の上、お越しくださいませ。
○募集人数2名様の少人数制の講座です。これからの未来に、自然と田んぼと畑と森と生きたい方へ。五十嵐武志先生による、確かな理論と実践でその夢を現実にしましょう。
<講座の趣旨>
自然のリズムの田んぼを「座学」×「実践」の両面から本格的に学ぶ講座です。
実際に田んぼでお米を作りながら、田んぼとお米づくりの「知識と理論」「技術と作業」を学びます。
本講座では、まず田んぼやイネの原理原則を学ぶ「5つの座学」を受講していただいた上、実際に自分のリズムを「自然のリズム」に合わせる「行動」のリズムを作りながら、田んぼの実践の作業を行っていただきます。
<知識と理論>をインプットし、それに基づいた<技術と作業>でアウトプットする。
1シーズンを通した田んぼの学びを、INとOUTで自分のものにしていく。
将来的な田んぼの実践を視野に入れ、本格的に学びたい方を対象とした講座になります。
講師は五十嵐武志先生。「冬期湛水不耕起移植栽培」の提唱者、故・岩澤 信夫先生に師事した後、10年以上に渡る「耕さない田んぼ」の実践により蓄積された独自の確かな知識と理論は、ご自身による自然と調和した美しい田んぼと安定的なお米の収穫で実証されています。
自然と自分の軸を合わせ、田んぼやイネの原理原則と生き物や植物の生理生態を活かした自分のフィールドづくりのために、実践を通じて学ぶ貴重な講座になります。
定員は2名までとさせていただきますが、ご興味のある方は奮ってお申し込みください。
お問い合わせは、info@fusabusa.jp ふさぶさ 小野までお気軽にご連絡ください。
1) 講座の概要
① <座学>
田んぼやイネの原理原則を学ぶ「5つの座学」(新型コロナウィルスの感染拡大期は、zoomによるオンライン可)
② <実践>
ふさぶさsora 田んぼで実践。(作業のスケジュール目安は下記参照)
2)期間とスケジュール
2021年2月~11月。座学は五十嵐先生と相談。実践は週1回を目安に、月4回程度。田んぼや稲、苗、自然のリズムに合わせて日程を組みます。
3)時間 座学は毎回1時間半~2時間程度を全5回。
実践は、その時の田んぼや苗、イネの状態にもよりますが1回2時間程度で作業を切り上げられる持続的で負荷の無いリズムを目指しましょう。
4)場所
・対面の座学は南房総または鴨川にて。
・zoomによるオンライン受講は、wifi環境のある場所。
・実践は、鴨川のふさぶさsora の田んぼと畑で行います。
5)受講の条件
① 天候や田んぼ、苗やイネの状況、月や植物、生き物などの「自然のリズム」に合わせて観察や作業を行える方。いずれのリズムも1~2週間を一つのサイクルとし、そのサイクルの中で必要な作業や段取りを行います。田んぼや畑に対する、自分の行動や思考の軸を自然の軸に合わせることを意識できる方を希望します。
②それまでの知識や経験から一旦離れていただき、五十嵐先生の指導と自然のリズムに従って学んでいただける方。
③報告・連絡・相談のコミュニケーションができる方。情報のシェアができる方
④年齢・性別問いませんが、クロ切り、クロ塗り、草刈りや溝堀りなどの作業を行える体力のある方。
⑤事前面談有。各自の動機や目的を確認、シェアし、指導の参考にします。
5)座学の内容
「5つの座学」(必修)
五十嵐先生によるマンツーマンの座学です。対面での受講をご希望される場合は、南房総または鴨川までお越しください。遠方の方、及び緊急事態宣言等で移動の自粛が必要な場合はオンラインアプリZOOMによる受講となります。
①日本の稲作の歴史
②稲という植物の性質
③稲の初期の成長の仕方
④生き物の関係性と役割
⑤雑草を知る
6)実践の内容
ふさぶさsora(旧:ふさぶさファーム)の田んぼを実践の場とします。
五十嵐先生による実践の指導は、下記が基本となります。
①田んぼづくり(溝切り・畔づくり・クロ切り・クロ塗り)
15㎡程度の小田んぼを、マンツーマンで指導しながら作る。(半日~1日)
②メッセンジャーアプリを使用した五十嵐先生のオンライン指導を受けながらの実践を、主催者のふさぶさの管理のもとに行っていただきます。
<実践の大まかなスケジュール>
2月~4月 田んぼづくり 電柵の張り方、育苗、田植えの準備
5月 田植え
6月~8月 電柵下・畔の草刈り・稲刈りの準備
9月 稲刈り・脱穀
10月 田んぼの片付け
11月 まとめ
7)受講料
160,000円 税込み(5つの座学/実践/自然のリズムの田んぼと畑の会 受講費含む)
※授業料については事前に一括のお振込みでお支払いください。
※開講後、自己都合によるご欠席については、返金の対応はしかねますので、予めご了承くださいませ。
※真剣に実践を目指す30歳以下の方で、どうしても金銭的な都合がつかない場合は、面談させていただいた上、ご相談に応じます。ご遠慮なくお問い合わせください!
8)持ち物
草刈り機・鍬・鎌・スコップなどの農具。作業着、長靴、軍手、帽子など。
【講師紹介】
五十嵐 武志
千葉県南房総市で「自然の美しい秩序が見られる田んぼづくり」「イネ本来の生理生態を生かしたお米づくり」に取り組む。「冬期湛水不耕起移植栽培」の第一人者 故・岩澤信夫氏に師事し、学んだ栽培法をベースに10年以上、「耕さない田んぼ」でお米づくりと向き合い、培ってきた生き物・雑草・イネ・田んぼの観方とお米作りを伝えている。
南房総では耕さず、雑草も生えない(田植え以降、稲刈り迄、一度も田んぼに入らず除草不要、それでいて多種多様な生き物いっぱいの)田んぼを実現している。
<お申し込み&お問い合わせ>
FUSABUSA (株式会社ふさぶさ)小野
tel: 04-7094-5747 又はinfo@fusabusa.jp
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