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ふさぶさファームの苗作り2019 ①

2019.05.04

新しい基盤づくりの準備を進めながらも、今年のふさぶさファームの田んぼも順調に進んでいます。

5月4日現在、苗は本葉3葉まで成長。田植えの目安となる5.5葉まであともう2週間くらいか。

初めての田んぼ、米作りの昨年は、種まきからのスタートでしたが、今年は種を選別する「塩水選」に始まり、「浸種」「催芽」も行い、種まきの準備をすることもできました。

以下、備忘録が続きます。

↓3月11日 卵を使用した塩水選。

↓浸種

一定の温度を保つために冷蔵庫へ。

3月29日 催芽準備。種子消毒のため微生物の培養を行った後、3月30日催芽スタート。

4月1日 種まき

今年は苗箱20枚。昨年は6枚だったので3倍以上。天水耕さない田んぼのふさぶさファーム、昨年からの観察をもとに、五十嵐先生が出してくれた数字です。

これらの苗箱を重ね、発芽するまでハイマットを被せて保温。

4月6日 積み重ねた苗箱の上下を入れ替える。

4月8日 苗箱をハウスに平置き。今年はハウス内での平置きではなかったことから、寒さで発芽が遅れ気味。未だ発芽していませんでしたが、トンネルハウスに平置き。発芽1センチ位までの間はハイマットを被せておきます。

カビに注意!!!温度管理が重要!!!雨や風、雨の後の湿気、など常に気を使います。更には猫対策。一度、この中で猫が寝ていたことがあります。。。猫ほか、鳥などにも気をつけて。

4月12日 全体の1/6 ? くらいか、発芽。

4月14日 発芽のようすにムラがあることに気づく。トンネルハウスの中央と両端では中央の生育が早い。成長を揃えるため苗箱の位置を入れ替える。

4月16日 育苗プール作り

満足そうなイブくんリーダー。リーダーのいぶくんは、プロの大工さんなのです!

ここで重要なのが、水を入れた時、苗箱上1センチをキープする高さに保つこと。これ、かなり難易度高いです。頼もしい、いぶリーダー。感謝。。。

4月17日 芽の長さが1センチになり、ハイマットをはずす。この時、カビがみられたので、催芽に使用したエンザー液をうすめずにそのままサラリと撒く。水をあげるのではないので、あげすぎに注意。

ここからがまた、カビとの闘い。。。白いホワホワしたのがカビです。このカビがみられる苗は残念ですが取り除きます。カビの原因は温度管理、水分過多。水やりは基本1.5 葉まで行いません。

4月19日 まだ全体が1.5葉ではないが、乾きが気になり五十嵐先生に確認のもと、朝だけ軽く水やりを行う。以降、朝のみ水遣りを行うが。。。

4月27日 がーん。カビです。左下の白いホワホワがカビ。これが複数箇所見られました。

この前日まで3日間にわたり、晴れ間なく雨または曇り。そのため、ハウスを一日中閉めていたことからカビが発生したようです。こういった場合は、トンネルの出入り口を両方とも開けておくなど、通気を確保すること!

かけつけてくれた五十嵐先生(感謝)に、ほぼ2.5葉に近いと見なされ、その日のうちにプールに移動することに。水に浸かることでカビは無くなります。畑のカビであり、水中のかびではないので、カビの生える条件が違います。

田んぼから持ってきた泥をプールに入れます。微生物たちにお手伝いいただきます。

プール育苗までくれば、カビとの戦いも終わり。。。少しホッとしますね。

朝、みずみずしい水滴をたたえた苗を観察しながら、苗の表面をさあっと撫でるときのひんやりと弾力のある感触が気持ちいい。

米作りは、苗作りが8割。種の塩水選からはじまり、苗が5.5葉に成長するまでの間で、その年の田んぼの出来はほぼ決まる。五十嵐先生の田んぼメソッドのほとんどは、この期間に集中しています。

田植えが終われば、あとは草刈り、獣害から稲を守る田んぼの管理が中心。とはいえ、この時期の草刈りにも五十嵐メソッドがあり、それに基づいた管理を行うことで、稲が健やかに成長する環境を整えることができるのです。

自然や生き物の力を借りながら、シンプルに。

余計なものを加えずに、あるものを生かす。

田んぼはいつも真理を教えてくれる。

五十嵐夫妻の田んぼの生徒4年目の今年も、すでにたくさんの気づきを与えてくれる田んぼ。田んぼは自分を知る最高の学び場。