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房州うちわの伝統を継ぐ 宇山工房の仕事展

2018.05.25

いろいろなご縁が重なり、この度、房総を代表する工芸品「房州うちわ」のうやま工房様の展示会を、FUSABUSAで開催させていただくこととなりました。
うやま工房の故・宇山正男さんには、FUSABUSAを起業する前にインタビューさせていただいたこともあり、この度このような機会をいただけたことに心から感謝いたします。
追って、この度の開催にまつわるストーリーはご紹介させていただきますが、まずはこちらをもちまして、展示会の告知をさせていただきたいと思います。
今夏、房州の竹と人が作り出すしなやかな風を、少しでも多くの方にお届けできますように。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

「房州うちわの伝統を継ぐ、うやま工房の仕事展」

~伝統工芸士 宇山正男の追悼と新工房の船出によせて~

期間:2018年6月30日(土)~7月22日(日)
※Facebook イベントページの設定の都合上、Facebook上での会期は7月13日と表記されていますが、実際は7月22日(日)迄となります。

場所:FUSABUSA内 ギャラリースペース
   千葉県鴨川市江見内遠野256-1

期間中、うやま製作の房州うちわの展示販売、房州うちわの製作ストーリーを追うパネルの展示を行います。また、伝統工芸士 故・宇山正男さんの貴重な遺作も展示いたします。
   
■「うやま工房×北土舎 トークイベント&房州うちわ作り体験会」■

日時:2018年7月1日(日)15:30~18:00

参加費:¥3,500(税別)※うちわ体験のうちわはお持ち帰りいただけます。お茶とお菓子つき。

◎トークイベントでは、うやま工房の宇山まゆみさん、お弟子さんの石山さんをお迎えし、いすみ市のギャラリー 「北土舎 」松村 さんを聞き手に、昨年ご逝去された宇山正男さんを偲びながら、うやま工房に受け継がれる房州うちわの伝統と、新工房のこれからの展望をお聞きします。

※「北土舎」千葉の民芸、千葉ので仕事 http://www.hokutosha.com/

◎房州うちわの製作体験は、うちわに紙を貼っていない状態から始めます。うちわの形になった竹骨に紙を貼り→余分な竹を裁断→へりを付けて完成。
地元、房州の女竹を使った体験会は貴重です。ぜひ、この機会にご参加くださいませ。
※お作りいただいた房州うちわはお持ち帰りいただけます。

体験の後は、うやま工房のお二人を囲んで房州の夏の里山にちなんだお茶とお菓子をお召し上がりいただきながらご歓談ください。

<トークイベント&体験会 お申込みお問い合わせ>
お名前、ご住所、ご連絡先、ご参加人数を下記までご連絡くださいませ。
info@fusabusa.jp または、 TEL:04-7096-0107 担当:小野まで

※キャンセルにつきましては、材料の準備の都合上、1週間前までにお申し込みください。以降は、キャンセル料を頂戴します。
(1週間前~50%、3日前 75% 、以降全額)

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主催者より)

房州の山に自生する良質な女竹ならではの、しなやかな風が涼をよぶ房州うちわ。
うやま工房は、房州うちわの材料となる女竹の選別から仕上げまで21にもわたる工程を、全て手作業で一貫して行う唯一の工房です。

しっとりと手に馴染む丸柄、一本の竹から扇状に広がる骨組みや柔らかなカーブを描く弓の美しさなど、熟練の職人技の背景にあるのが、材料となる竹の質。職人の手技がどんなに優れていても、仕事の土台となる竹が悪ければ、それ以降の作業を支えることはできません。

昨年、ご逝去されたうやま工房の伝統工芸士 宇山正男さんは、良質な女竹を手に入れるために、山の管理から行うほど、材料となる房州女竹を重視した職人でした。女竹が育つ山の変化に日々目を配りながら、21工程の全てを一人でこなす唯一の職人として、最期まで房州うちわの伝統を体現し続けてきた生涯でした。

かつては日本人の暮らしに欠かせない道具だったうちわが、扇風機やエアコン等の電化製品の普及により、実用品としての存在が薄らいでいく今の時代でも、揺らぐことなく、粛々と自らが信じる房州うちわの伝統を貫く姿勢は、亡くなれた今、実娘のまゆみさん、お弟子さんの石山さんに受け継がれ、また新たな挑戦へと繋がろうとしています。

宇山正男さんがご逝去されて初めて迎える夏。

房州の自然と風土と確かにつながる、うやま工房の房州うちわを通じて、地域文化の継承が担うものの大きさを改めて振り返りながら、少しでも多くの方に、足を運んでいただき、その作品を日々の暮らしに取り入れていただく機会となりましたら幸いです。

房州の女竹と房州の職人が作り出す、しなやかな風の涼。

どうぞ、本物の房州うちわを手にとって、実際にその風を感じていただけますよう。

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。