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2017年度 ふさぶさファームまとめ~今年度の収穫物とは~

2017.12.01

夏に大豆の定植を行ってから、更新が滞っておりました。。。
あっという間に12月。
順調にいけば、そろそろ大豆の収穫、脱穀・・・の時期です。
が。。。

11月上旬のふさぶさファームの状態・・・・

大豆の気配は全くありません。。。
結論としては、“収穫物”としての大豆の栽培は失敗したということです。

原因としては、おおまかには下記に整理されます。

1)水はけが悪い。
 ・・・a)近接した山からの水が畑に沁み出る。
    b)9月~10月の長雨、台風

2)溝切り作業が不十分
  ・・・大雨や台風により、畑の周りの溝に土砂がなだれこみ、溝が塞がってしまった。溝切りは、畑の状態を見ながらまめに切り直す必要がある。

3)鳥獣害
  ・・・ウサギ、キジによる大豆の芽の食害。

4)虫害
  ・・・長年、耕作放棄地だった土地に、栽培作物が植えられたことにより、それまで雑草が中心だった畑の環境が変化し、虫の「好物」となる栽培作物に虫が集中してしまった。

5)種の選定
  ・・・「大豆」専用の種ではなく、「枝豆」と「大豆」兼用の種を選んだことで、定植して間もなく莢が成り、未熟なまま枝豆になってしまった。
      多収穫大豆の育苗方法で栽培したため、より成長が促進されたことで、実が成る時期も早まったと考えられる。

6)草刈り・畑の管理が行き届かない
  ・・・雑草の最盛期となる7月~8月が、店舗の繁忙期と重なり、草刈り等の畑の管理ができなかった。

↑成長しないまま、莢が出てしまった苗。

以上のような原因により、畑の収穫物として大豆を収穫することはできませんでした。

・・・・・・。

でも、これは果たして失敗なのか、上手くいかなかったのか、と問われたら、私にとっては「NO」です。

50noenの五十嵐さんのお力を借りながら、竹やぶと一体となるほどの荒れ地だった耕作放棄地の竹を切り、ぼうぼうの草を刈り、ぐちょぐちょにぬかっていた土地に溝を切り、畑にしたこと。

手間ひまをかけて、大豆の育苗をしたこと

猛暑の日照りの中、10リットルのタンクに水を汲み、エッサエッサと畑に担いで水を撒いたこと

藪蚊に刺されながらウサギに食べられてしまった苗の補植をしたこと

それらの「労働」に対して私が受け取った報酬は、目に見えないし、触れることもできないけれど、大きくて、深くて、これからもずっと無くなったり減ったりしないもの。
大豆は、その報酬を私に気づかせてくれる媒体のような役割に過ぎない。

大豆の苗を植えたことで、畑、土地を観察し、思考することから得られた無数の気付きが、今年の「ふさぶさファーム」にとって一番大切な収穫物。
それさえあれば、次がある、未来への土台となるもの。

一番大切な収穫物は、ちゃんと収穫できている。

だから、今年の「ふさぶさファーム」は、大豊作だったということで。

よろしいでしょうか。

この収穫物については、また改めて書き記してまいりますね。

あ、でも勿論、大豆が収穫できなかった具体的な原因については、改善策を明確にし、来年度に生かしてまいります。
やっぱり実際の収穫物も欲しいですもんね。

ともかく「ふさぶさファーム」、来年度も継続してまいります。