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ふさぶさファームの記録 ② 一冊の本との再会が意味するもの。

2017.03.10

「耕さない田んぼの教室」をFUSABUSAで開催することを決めた夜、「でも、耕さない田んぼ、ってどこかで聞いたことがあるような」とぼんやりと頭の中で考えながら、調べ物をするために本棚を物色していたとき、目にとまったのがこの本でした。

岩澤信夫先生 著「究極の田んぼ」。

「ああ!これかー!これねーー!」と思わず大きな声を出し、一人納得すると同時に、どきどきと鼓動を打つような感動で手が震えたのを覚えています。何だか大袈裟な表現で恥ずかしいのですが、実際にあるんですね、こういうことが。
著者の岩澤先生は、五十嵐 武志さんの師匠。自分が今、学ぼうとしている五十嵐さんの「耕さない田んぼの教室」は、岩澤先生からの教えを基とする教室なのでした。

この本が私の元にやってきたのは、もう6年も前。私が慣れ親しんだ東京から故郷の房総へ帰り、FUSABUSAを起業する時、敬愛する年上の友人から「あなたにとって、必要なことが書いてあると思う」と渡されたのですが、正直言って、当時は自分が田んぼをやろうだなんて全く考えておらず、自分自身との接点がイメージできない本の目次にさらりと目を通しただけでそのまま本棚に5年以上も放置していたのでした。
まさか今、何の繋がりも無かったはずのところから、縁が縁を呼び、ここに辿り着くことになろうとは。
人生って本当に何が起きるかわからない。
「運命」って言葉はあまり好きではないけれど、そう感じずにはいられない。
こうなることが、ずっと前から決まっていたかのような流れに、自分自身も驚きながら、その予想もしなかった自然な流れを受け取って進んでいこうと決めたのでした。

それにしても、その友人の洞察力、先見性の鋭さ。ちなみにこの時点では、私は彼女に実家の耕作放棄地のことも、かつては田んぼをやっていたことも話していませんでいた。何の先入観も無く、この本を私に贈ろうと思ったことが凄すぎます。後でこの経緯を話したところ、「そうなるといいなあと思っていた」とのこと。感謝するしかありません 笑)

続く)