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<江戸 飾り伊勢海老>とは

2018.11.18

本物の伊勢海老を使った「飾り伊勢海老」と聞くと、生の伊勢海老をそのまま飾る、または茹でて赤くなった伊勢海老を飾る、と思われる方もいらっしゃるようです。

いえいえ、違うのです。そんなガサツなものではございません。

今回お正月飾りに用いる「江戸 飾り伊勢海老」は、江戸時代からの由緒ある伝統的工芸品。

製作のおおまかな流れとしては、まず生の伊勢海老を釜茹でし、汚れを竹ブラシで丁寧に落とした後、まっすぐ伸びるように竹串を刺して、形を固定。腐敗を防ぐために、ニガリ入りの特殊な液に約1か月漬け込んで完成します。

言ってみれば、「伊勢海老の剥製(はくせい)」みたいなものというとわかりやすいでしょうか。

本物の伊勢海老ならではの風格ある仕上がりは、プラスチックや陶器製の伊勢海老とは全く別物。

都内を中心とした由緒ある神社仏閣、歌舞伎座、国会議事堂等の格式ある場のお正月飾りには欠かせない「江戸飾り伊勢海老」。

これが、今では江戸 東京ではなく、千葉の鴨川で作られているとは。

歴史ある手工芸品は、どこも今、継ぎ手不足。

貴重な手仕事を次世代へと受け継ぐためには、こうして地縁血縁を超えた継承のかたちもあるという一例ですね。

この辺りのバックストーリーについても、改めてお伝えしたいと思います。

この機会に是非、実物をご覧になりながらご自宅でも本物の飾り伊勢海老でお正月をお迎えください。